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JSONデータをCodableを使って構造化する

JSONデータを解析するためにJSONSerializerを使っていましたが、Swift4からもっと簡単にできるようになったのでやってみました。

CodableというプロトコルがSwift4から新たに追加されました。
これを利用すれば簡単に構造体に落とし込むことができます。

まずはデータを扱う構造体を宣言します。
Codableと付け加えましょう。

struct myData: Codable {
    
    let ID_C: Int
    let NAME_C: String
    let COMMENT_C: String? //nullを許容
    let DATE_C: String

}

次にWEB上からデータを取得するため、URLSessionを使用します。

let session = URLSession(configuration: URLSessionConfiguration.default)
let url = "http://www.example.jp/json.php" //JSONデータを取得するURL

単純に文字列で出力してみましょう。 続きを読む…»

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VisualC#でSQLServerへの接続

VisualC#でSQLServerに接続し、データを取得するサンプルです。
割と簡単に取得できますので、是非やってみてください。

まずはSqlClientの参照が必要です。

using System.Data.SqlClient;

接続の設定をします。

private string GetConnectionString()
{
    var builder = new SqlConnectionStringBuilder()
    {
        DataSource = "サーバーのIPアドレス",
        InitialCatalog = "データベース名",
        IntegratedSecurity = false, //User ID および Password を接続文字列中に指定するか
        UserID = "ユーザーID",
        Password = "パスワード"
    };

    return builder.ToString();
}

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図形を描画して内部の面積を計測する

iOSアプリ上のGoogleMapで図形を描画し、そのパス内部の面積を計測することができます。

まずは図形を描画します。

// Create a rectangular path
let rect = GMSMutablePath()
rect.add(CLLocationCoordinate2D(latitude: 37.36, longitude: -122.0))
rect.add(CLLocationCoordinate2D(latitude: 37.45, longitude: -122.0))
rect.add(CLLocationCoordinate2D(latitude: 37.45, longitude: -122.2))
rect.add(CLLocationCoordinate2D(latitude: 37.36, longitude: -122.2))

// Create the polygon, and assign it to the map.
let polygon = GMSPolygon(path: rect)
polygon.fillColor = UIColor(red: 0.25, green: 0, blue: 0, alpha: 0.05);
polygon.strokeColor = .black
polygon.strokeWidth = 2
polygon.map = mapView

面積を計測

let a: Double = GMSGeometryArea(polygon.path!)

JavaScriptのAPIではパスが閉じている必要がありましたが、
こちらは閉じていなくても閉じているものと仮定してくれるようです。

ただ、実際に使ってみた結果、JavaScript APIのほうで測った面積と24m²ほど差がありました。

JavaScriptでの計測はこちら→GoogleMapで面積計測(v3)

Xcode: 9.4.1
Swift: 3.3
OS: High Sierra 10.13.6

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ナビゲーションバーのタイトルを変更

UINavigationControllerのタイトルを動的に変更することができます。
短いですが、メモ的に。

// タイトルをセット
self.navigationItem.title = "テストタイトル"

Xcode: 9.4.1
Swift: 3.3
OS: High Sierra 10.13.6

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新たな画像形式「HEIF」と「Webp」

新たな画像形式「HEIF」と「Webp」が登場しました。

HEIF

「HEIF」とは「High Efficiency Image File Format」の略で、「ヒーフ」と読むらしいです。
Moving Picture Experts Group (MPEG) によって開発されました。
拡張子は「heif」や「heic」になります。

AppleがiOS11からこの形式を採用すると発表したことにより、認知度が高まったのではないでしょうか。
JPEGよりも圧縮率が高く、透過処理やアニメーションも可能です。

Webp

「Webp」はGoogleが開発した画像形式で「ウェッピー」と読むそうです。
「HEIF」と同じく、透過処理やアニメーションにも対応し、JPEGよりも圧縮率が高い。
動画はWebm(ウェブエム)だそうです。

先日マザーズ上場を果たした「メルカリ」でも採用されたようです。


どちらの形式も対応しているブラウザが限定されているので、
今後の動向に注目です。

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