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VSCode 丸ごと環境を移行する

Visual Studio Codeの環境を丸ごと移行する方法です。
2つのディレクトリをコピーすることで簡単に移行することができます。

バージョン:1.69.2

コピーするディレクトリ
ディレクトリ名 パス
.vscode %USERPROFILE%\.vscode
User %APPDATA%\Code\User
Macの場合はこちら
ディレクトリ名 パス
.vscode ~/.vscode
User ~/.config/Code/User

 
.で始まるディレクトリなので、隠しファイルを表示する設定にしておいてください。
エクスプローラーの表示 > 隠しファイルにチェックを入れればOKです。
Macでの方法はこちら[Mac 隠しファイルを表示する]

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VSCode+GitとGitHubを連携させる

VSCodeを使ってローカルリポジトリとGitHubのリモートリポジトリを連携させる方法

まずはGitHubにログインして新しいリポジトリを作成しましょう。
新しいリポジトリを作成したときに表示されるコマンドでの公式のやり方を参考にします。

リポジトリを何の設定もせずに作成したときに以下のような連携方法が表示されます。

…or create a new repository on the command line
echo "# python_practice" >> README.md
git init
git add README.md
git commit -m "first commit"
git branch -M main
git remote add origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
git push -u origin main
…or push an existing repository from the command line
git remote add origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
git branch -M main
git push -u origin main

前者の方法はローカルリポジトリが未作成の場合の方法です。
今回はローカルリポジトリは作成済のものとして後者の方法で進めていきます。
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VSCodeのソース管理でリポジトリの初期化が出来ない

VSCodeとGit for Windowsを使ってソース管理をしています。
新たに管理したいディレクトリがあったので、リポジトリを初期化しようとしてハマったのでその解決法を書いておきます。

環境
– Windows 10 64bit
– VSCode 1.68(1.67でも検証)
– Git for Windows 2.36.1.windows.1

管理したいディレクトリをVSCodeで開き、リポジトリを初期化しようしました。
すると、.gitディレクトリは作成されるものの、VSCodeの表示は「リポジトリを初期化」ボタンが表示されたままで、ソース管理が出来ません。

Git Bashにてコマンドでやってみよう
git initを実行

$ git init
Initialized empty Git repository in C:/***/.git/

.gitディレクトリは作成されました。
続いて、git add -Aを実行

$ git add -A
fatal: unsafe repository ('C:/***' is owned by someone else)
To add an exception for this directory, call:

        git config --global --add safe.directory C:/***

と言われ、リポジトリへの追加が出来ませんでした。
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VSCodeのHTMLユーザースニペットを日本語に

VSCodeでHTMLファイルを作成するとき、!+Tabキーで挿入されるユーザースニペットは非常に便利です。
しかしながら、デフォルトでは言語が英語になっています。

デフォルトの言語設定を日本語にしたいときは、Emmetの設定を変更しましょう。

VSCodeの設定を開き、検索ボックスにemmetと入力します。
おそらく一番下にあるEmmet: Variablesを探します。

[項目の追加]ボタンを押します。

すると、値が追加できるようになり、初期状態で項目がlangとなっていると思います。
そこで値の欄に初期値がenになっているので、jaと打ち変えて[OK]ボタンを押せば設定完了です。

また、settiings.jsonに直接書き込む場合は以下を追加しましょう。

"emmet.variables": {
    "lang": "ja"
},

これでデフォルトの言語が日本語になってくれます。

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VSCode+Git Git初期設定

VSCodeとGitを使う前提での設定になります。
VSCodeは今、私の中で非常に便利なエディターなのでそれを利用します。

ユーザー情報を設定
これを設定しておかないとまずGitが使えません。

$ git config --global user.name 'username'
$ git config --global user.email 'username@example.com'

エディターとマージツールをVSCodeに設定

$ git config --global core.editor 'code --wait'
$ git config --global merge.tool 'code --wait "$MERGED"'

pushのデフォルト方式を設定
私は初心者なので初心者向けのsimpleを設定
同名のブランチのみpushが行われる

$ git config --global push.default simple

pullの際のマージに関する設定

$ git config --global pull.rebase false

git status実行時、日本語ファイル名の文字化けを防ぐ

$ git config --global core.quotepath false

デフォルトのブランチ名を「master」から「main」に変更する

$ git config --global init.defaultbranch main

設定した内容を確認したい場合は以下のコマンド

$ git config --list

--globalはGit全体での設定になります。
--localにするとリポジトリ毎の設定になりますので、通常は--globalにすることをお勧めします。

VSCodeとGitを使う場合、拡張機能のGit Graphをインストールしておくと、変更履歴が比較できるので非常に便利です。
Git Graphを使うときは[メニュー]-[表示]からコマンドパレットを開き、git graphと入力するとGit Graph: View Git Graph (git log)が候補として表示されるのでそれを選択します。

また、左下にある「Git Graph」をクリックするとすぐに開けます。こちらのほうが簡単ですね。

参考URL:
VSCodeでのGitの基本操作まとめ – Qiita
VSCodeでGit・GitHubを使う方法を解説する【初心者向き】
gitconfig の基本を理解する – Qiita

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