- Linux
- 2017-02-10
OpenSSL0.9.8zgではSSL2、3、TLS1.0までしか対応していません。
TLS1.1、1.2に対応させるため、OpenSSL1.0.1uにバージョンアップしました。
まずはソースを公式サイトからダウンロードします。
https://www.openssl.org/source/old/1.0.1/
ソースを/usr/local/srcに保存します。
/usr/local/srcに移動して該当ファイルを解凍します。
cd /usr/local/src tar -xvzf openssl-1.0.1u.tar.gz
解凍したディレクトリに移動し、コンパイルしてインストールします。
cd openssl-1.0.1u ./config make make install
デフォルトは「/usr/local/ssl」にインストールされます。
バージョンを確認してみましょう。
/usr/local/ssl/openssl version
バージョン情報が出力されますので、バージョンアップされていればOKです。
TLS1.1、1.2が使えるかどうか確認してみましょう。
/usr/local/ssl/openssl s_client -connect example.jp:443 -tls1_1 < dev/null /usr/local/ssl/openssl s_client -connect example.jp:443 -tls1_2 < dev/null
通信可能かどうかが表示されます。
もしも使えない場合はunknown optionと言われます。
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