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SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

HTMLソースを取得する VisualC#

System.Net.WebClientクラスを使用してHTMLソースを取得します。

//参照を追加
using System.Net;

・単純なダウンロード

//WebClientの作成
WebClient wc = new WebClient();

//文字コードを指定(Shift_JIS)
wc.Encoding = Encoding.GetEncoding(932);

//HTMLソースをダウンロードする
string source = wc.DownloadString(url);

//後始末
wc.Dispose();

・Timeout設定ができるようにするには

//文字コードを指定(Shift_JIS)
Encoding enc = Encoding.GetEncoding(932);

HttpWebRequest req =
    (HttpWebRequest)WebRequest.Create(url);

req.Timeout = 3000;

WebResponse res = req.GetResponse();

//文字コードを指定(Shift_JIS)し、HTMLソースをダウンロードする
Stream st = res.GetResponseStream();
StreamReader sr = new StreamReader(st, enc);

source = sr.ReadToEnd();

//後始末
sr.Close();
st.Close();

文字コードについてはこちらをご覧ください。
[テキストファイルの読み込みと書き込み]

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iOS13で発生するクラッシュ NSInternalInconsistencyException

GoogleMapを使用したiOSアプリを使っていて、地図を表示しているときに急にクラッシュするようになったので原因を調べました。
発生するエラーの内容は以下の通り

Fatal Exception: NSInternalInconsistencyException
Modifications to the layout engine must not be performed from a background thread after it has been accessed from the main thread.

iOS13で内部仕様が変わったことによるもののようです。

どうもバックグラウンドスレッドからUIを触るなということらしいですが、
そんなことはしていないつもりでした。
おそらくこれまでよりも厳密になったのでしょうか…。
とにかく対応するしかありません。

元のソースコード

let session = URLSession(configuration: URLSessionConfiguration.default)

let task = session.dataTask(with: URLRequest(url: Foundation.URL(string: url)!), completionHandler: { (data, response, error) in
    if let urlContent = data {
        print(urlContent)
    }
})
task.resume()

修正したコード

let session = URLSession(configuration: URLSessionConfiguration.default)

let task = session.dataTask(with: URLRequest(url: Foundation.URL(string: url)!), completionHandler: { (data, response, error) in
    if let urlContent = data {
        DispatchQueue.main.sync {
            print(urlContent)
        }
    }
})
task.resume()
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Emotet 感染の被害が拡大しています

少し前からネット上でも話題となっていますが、Emotet(エモテット)というマルウェアの感染被害が拡大しています。
私の会社でも感染した取引先数社からメールが届いています。

感染してしまうと被害は甚大です。
自身のメールアカウント情報と連絡先、メール本文等の情報を盗み取られてしまいます。
そして感染を拡大するため、連絡先へとマルウェアを含んだメールを送信します。
更には他のマルウェアを呼び込んだり、インターネットバンキングのログイン情報なども盗まれる可能性もあります。
続きを読む…»

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テキストエリアの途中に文字を挿入する

テキストエリアの先頭や末尾に文字を追加するのは簡単ですが、途中(カーソル位置)に挿入するにはひと手間必要です。

例として適当なフォームを作成します。

<form name="myForm">
    <textarea name="myTextarea"></textarea>
    <input type="submit" value="送信">
</form>

次に以下のようなボタンを作ります。

<button onclick="addText();">文字追加</button>

ボタンを押したときに実行されるJavaScriptが以下のようになります。

function addText()
{
    var textarea = document.myForm.myTextarea;
    var pos      = textarea.selectionStart;

    var before   = textarea.value.substr(0, pos);
    var after    = textarea.value.substr(pos);

    textarea.value = before + "追加する文字列" + after;
}
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Geocoder APIを利用した座標変換

Geocoder APIを使えば住所から座標を取得することができます。
今回はJavaScriptではなくHTTPリクエストで座標を取得する方法をご紹介します。

取得するデータはJSON形式で受け取るようにしています。
使用する言語はPHPです。

まずはリクエストするURLとAPIキーを宣言

$googleapis = "https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/json";
$api_key    = "YOUR API KEY";

続いてパラメーターを追加していきます。
検索する住所を追加

$googleapis .= "?address=" . $address;

国を指定(同じ名前の地名が中国等にあるとそちらの座標になってしまうことがあります)

$googleapis .= "&components=country:JP";

APIキーを設定します

$googleapis .= "&key=" . $api_key;

file_get_contents関数を使ってデータを取得します。

$data = file_get_contents($googleapis);

返ってきたJSONデータを解析して座標を取り出します。

$json = json_decode($data);

$lat = $json->results[0]->geometry->location->lat;
$lng = $json->results[0]->geometry->location->lng;

if( $json->status == "OK" ) {
    echo $lat . "," . $lng;
}

詳細な仕様は公式ドキュメントを参照ください。
https://developers.google.com/maps/documentation/geocoding/intro#GeocodingRequests

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