構文 Object.GetSpecialFolder(SpecialFolder)
設定項目 内容
Object FileSystemObjectオブジェクトを指定[省略不可]
SpecialFolder 取得するフォルダの種類を定数で指定[省略不可]
GetSpecialFolderメソッドは、Windowsフォルダ、Systemフォルダ、テンポラリフォルダを取得します。
引数には次の表の定数を指定します。
・引数に指定する定数
定数 値 内容
WindowsFolder 0 Windowsフォルダ
SystemFolder 1 Systemフォルダ
TemporaryFolder 2 テンポラリフォルダ。環境変数TMPより取得
サンプルは、Windowsフォルダ、Systemフォルダ、テンポラリフォルダを順に取得して、メッセージダイアログに表示しています。
● サンプル ●
'特殊フォルダ(Windowsフォルダなど)を取得する
' [ツール]→[参照設定]で「Microsoft Scripting Runtime」をチェック
Sub Sample()
Dim myFileSystem As New Scripting.FileSystemObject
MsgBox "Windowsフォルダ: " & _
myFileSystem.GetSpecialFolder(WindowsFolder)
MsgBox "システムフォルダ: " & _
myFileSystem.GetSpecialFolder(SystemFolder)
MsgBox "テンポラリフォルダ: " & _
myFileSystem.GetSpecialFolder(TemporaryFolder)
End Sub
● 補足 ●
FileSystemObjectオブジェクトは利用する前に参照設定を行う必要があります。
参照設定は、[ツール]メニューから[参照設定]コマンドを選択して[参照設定]ダイアログボックスを表示します。
ダイアログボックスが表示されたら、一覧から「Microsoft Scripting Runtime」をチェックして[OK]ボタンをクリックします。