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Node.jsバージョン管理ツール「fnm」の導入

プロジェクト毎にNode.jsのバージョンを管理したいときに便利なツール「fnm(Fast Node Manager)」の導入方法をご紹介します。
他にも同様のツールがありますが、導入のしやすさと定期的にメンテナンスされているという点で「fnm」を選択しました。

https://github.com/Schniz/fnm

Chocolateyをインストール

まずはfnmの導入に必要なパッケージマネージャー「Chocolatey」をインストール
https://chocolatey.org/install

PowerShellを管理者として実行し、以下のコマンドを実行

Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://community.chocolatey.org/install.ps1'))

インストールできたか確認してみましょう。

choco -v
> 2.4.3

fnmのインストール

早速fnmをインストールしてみます。

choco install fnm -y

プロジェクトごとに指定されたNode.jsのバージョンを使うというPowerShellで実行するコマンドをPowerShellの起動スクリプトに追記します。
※起動スクリプトが存在しない場合は新規で作成します。

fnm env --use-on-cd | Out-String | Invoke-Expression

正常にインストールが完了したか確認

fnm -V
> fnm 1.38.1

又、wingetというWindowsのパッケージマネージャーを使ってもインストールすることができます。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/package-manager/

fnmのインストール

winget install Schniz.fnm

公式サイトにもwinget+fnmを使ったインストール方法が記載されています。2025/03/10時点
https://nodejs.org/ja/download

Node.jsのインストール

インストールできるバージョンの確認

fnm list-remote

インストール

fnm install {バージョン}

アンインストール

fnm uninstall {バージョン}

利用するバージョンの指定

fnm use {バージョン}

デフォルトのバージョンを指定する場合

fnm default {バージョン}

利用するバージョンの確認

fnm current

一覧で確認

fnm list

利用するバージョンの自動変更
プロジェクトのルートディレクトリに利用したいNode.jsのバージョンを記述した.node-versionファイルを設置しておくと自動的にバージョンを切り替えてくれます。

v16.17.0

指定されたバージョンがない場合は、fnmがインストールするか聞いてきてくれます。

Can't find an installed Node version matching v16.17.0.
Do you want to install it? answer [y/n]:

以下のコマンドで現在使用中のバージョンを.node-versionに保存できます。

node -v > .node-version

以上です。
お役に立てば幸いです。

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