カテゴリー
SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

WindowsでXAMPPを使ってLaravel環境構築

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。

WindowsでLaravelでの開発を行うために、XAMPPとComposer・Node.jsをインストールしてLaravelの開発環境を構築します。
少し長いですがお付き合いください。

XAMPPのインストール

まずはXAMPPのサイトからインストーラーをダウンロード
https://www.apachefriends.org/jp/

ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしセットアップを開始します。
セキュリティソフトがインストールされているとインストールが遅くなりますというようなメッセージが表示されますが、「Yes」を押してそのまま続行します。

UAC(ユーザーアカウントコントロール)に関するメッセージが表示されて、「C:¥Program Files」にインストールするのは避けて下さいということのようです。
「OK」を押します。

セットアップウィザードが表示されたら「Next」をクリック

インストールする機能の選択画面になりますが、デフォルトで全て選択されているのでそのまま次へ行きます。

インストール先を聞かれますがそのままで問題ないので次へ行きましょう。

言語を聞かれますが日本語がないのでEnglishのまま次へ行きます。

Bitnamiというのは今回必要ないので、チェックを外し次へ行きます。

セットアップの準備が完了したので次へ行きましょう。

インストールが始まります。

インストールが完了したら「Finish」をクリックします。

XAMPPのコントロールパネルが開きます。

ApacheとMySQLの「Start」ボタンを押しましょう。

ブラウザを起動し、http://localhost/にアクセス。
次のようなページが表示されれば完了です。

Composerのインストール

続いてComposerをインストールしていきましょう。

公式サイトからインストーラーをダウンロードしてください。
https://getcomposer.org

ダウンロードが終わったらダブルクリックで実行しましょう。
インストールモードはおすすめのfor all usersをクリックします。

Developer modeにチェックを入れるとアンインストーラーがインストールされないのでチェックは外します。

PHPの実行ファイルの設定になりますが、XAMPPでインストールされたphp.exeへのパスが自動で入ると思います。

プロキシの設定は必要ないのでスルーします。

インストールの準備が出来ました。

「Install」を押すとインストールが始まります。

「Next」をクリック。

インストールが完了したら「Finish」をクリックします。

PowerShell等で次のようなコマンドで正常にインストール出来ているか確認出来ます。

システム環境変数「Path」にC:\xampp\phpC:\ProgramData\ComposerSetup\binが登録されているか確認してください。

Node.jsのインストール

最後にNode.jsをインストールします。
Node.jsをインストールする理由はnpmというNode.jsのパッケージ管理マネージャーが必要だからです。
Laravelでログイン認証機能等、追加機能をインストールする際にCSS等をビルドするのに必要になります。

公式サイトからインストーラーをダウンロードしましょう。
https://nodejs.org/ja/

ダウンロードが完了したらダブルクリックしてインストールを開始します。

ライセンスに同意するのでAgreementのチェックを入れて次へ行きます。

インストール先はそのままで次へ。

インストールする機能もそのまま次へ。

ここはアドオンについての設定のようなのでチェックしないまま次へ。

インストールの準備が完了したので「Install」をクリックします。

インストールが始まります。

インストールが完了したら「Finish」をクリックして終了しましょう。

PowerShell等で以下のコマンドを実行しパスが通っているか確認します。

バージョンが表示されればOKです。

Laravelのインストール

いよいよ最後にLaravelをインストールします。

ComposerでLaravelをインストール

$ cd .\xampp\htdocs
$ composer create-project --prefer-dist laravel/laravel test

オプションの--prefer-distはZIP形式でダウンロードする(高速)

Laravelのバージョンを指定してインストールしたい場合は

$ composer create-project --prefer-dist "laravel/laravel=6.*" test

ブラウザを起動し、http://localhost/test/にアクセス。
次のようなページが表示されれば完了です。

Laravelの環境設定

Laravel用のデータベースを作成

$ cd C:\xampp\mysql\bin
$ .\mysql -u root
MariaDB [(none)]> create database laravel_test;

c:¥xampp¥htdocs¥testにある.envファイルを編集します。

DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE={データベース名}
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=

{データベース名}のところに先ほど作成したデータベース名を入れて保存します。

アプリケーションキーの生成

$ php artisan key:generate

データベースのマイグレーション

$ php artisan migrate

phpMyAdmin等で確認するとテーブルが作成されていると思います。

ログイン認証機能を追加する

Laravelにはログイン認証機能が標準で用意されているので簡単に組み込むことができます。

laravel/uiパッケージをインストールする

$ composer require laravel/ui --dev

artisanコマンドを実行する

$ php artisan ui bootstrap --auth

※フレームワークの種類はbootstrap・Vue・Reactの中から選べます。

npmパッケージをインストールしてパッケージをビルドする

$ npm install
$ npm run dev

これを実行し忘れるとCSSが適用されません。

Laravel6.*の場合、

$ composer require laravel/ui --dev

だとバージョンの問題でエラーが出るので以下のようにします。

$ composer require laravel/ui:^1.* --dev

そしてnpm installを実行すると

found 38 vulnerabilities (37 moderate, 1 high)
run `npm audit fix` to fix them, or `npm audit` for details

こんな表示が出た場合、脆弱性の警告という意味だそうです。
解決するためにはnpm audit fixを実行します。それでも駄目ならnpm audit fix --forceを実行します。

$ npm run dev

最後にwebpack compiled successfullyと表示されればOK。

この記事がお役に立ちましたらシェアお願いします
5,992 views

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です