カテゴリー
SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

ACCESSからExcelファイルが開いているか調べる

ACCESSからオートメーションでExcelを開き、WorkbooksReadOnlyプロパティを取得して現在開かれているかどうかを判別します。

まずは変数を宣言

Dim xlApp  As Object
Dim xlBook As Object
Dim FileName As String

ファイルを指定します。
Environ("USERPROFILE")はWindowsの環境変数でC:\Users\ユーザー名というパスを返します。

FileName = Environ("USERPROFILE") & "\デスクトップ\sample.xls"

Excelのオートメーションオブジェクトを作成します。

Set xlApp   = CreateObject("Excel.Application")
Set xlBook  = xlApp.Workbooks.Open(FileName)

開かれたワークブックのReadOnlyプロパティがtrueなら誰かがそのファイルを開いている、ということになります。

If xlBook.ReadOnly Then
    MsgBox "開いています。"
Else
    MsgBox "開いていません。"
End If

ワークブックを閉じてExcelを終了します。

xlBook.Close
xlApp.Application.Quit

最後にオブジェクトの破棄も忘れずに

Set xlBook = Nothing
Set xlApp = Nothing
37,158 views

VBA DAOでカレントレコードの位置を取得・設定する

帳票フォームでカレントレコードの位置を取得・設定できます。
レコードを削除してその位置に戻りたい場合などに便利。

Dim rst As Object
Dim i As Integer

Set rst = Me.Recordset

'カレントレコードの位置を変数に代入(返り値:長整数型)
i = rst.AbsolutePosition

'カレントレコードを1つ先に移動させる
rst.AbsolutePosition = i + 1

Set rst = Nothing

相対位置を取得するPercentPositionというプロパティもあります。
この場合、全体を100とした浮動小数点型が返ります。

29,931 views

VBA DAOでレコード件数の取得

DAOでレコード件数を取得するには、一度MoveLastメソッドを実行しないといけないようです。
※DAO Object Libraryは参照なし

Dim rst As Object

Set rst = Me.Recordset

rst.MoveLast
MsgBox "レコード件数:" & rst.RecordCount

Set rst = Nothing
8,934 views

ACCESS VBA テーブルの削除

テーブルの一覧を取得し、削除します。
※DAO参照はなしで実行できるようにしています。

Dim tbls As Object 'DAO.TableDefs
Dim tbl  As Object 'DAO.TableDef

'テーブル一覧取得
Set tbls = CurrentDb.TableDefs

Dim DelTables As Collection

Set DelTables = New Collection

For Each tbl In tbls

	'「MSys」で始まるテーブルはシステムテーブルなので省きます
    If Not tbl.Name Like "MSys*" Then
        DelTables.Add tbl.Name
    End If

Next

For i = 1 To DelTables.Count
    'テーブル削除
    tbls.Delete (DelTables(i))
Next

MsgBox "削除件数=" & DelTables.Count
10,090 views

ACCESS CSVデータインポート時の文字コード

TransferTextメソッドにて、テーブルにCSVデータをインポートする際、
文字コード(CodePage)を指定してインポートすることができます。

最後の引数[CodePage]を省略すると、シフトJISで読み込まれます。

DoCmd.TransferText acImportDelim, , _
    "テーブル名", "ファイルパス", True, , 932   'Shift_JIS

DoCmd.TransferText acImportDelim, , _
    "テーブル名", "ファイルパス", True, , 51932 'EUC-JP

DoCmd.TransferText acImportDelim, , _
    "テーブル名", "ファイルパス", True, , 65001 'UTF-8

DoCmd.TransferText acImportDelim, , _
    "テーブル名", "ファイルパス", True, , 50220 'JIS

CSVデータエクスポート時も同様です。

こちらに参考になる表があります。
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/dotnettips/013enumenc/enumenc.html

42,736 views