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PHPでPOSTリダイレクトする方法

PHPでリダイレクトさせたいとき、header関数を使いますよね。
通常はGETリクエストにてリダイレクトされます。
それを強制的にPOSTリクエストにし、パラメータを引き継ぐことができます。

headerの書式

header(string $header, bool $replace = true, int $response_code = 0): void

POSTリクエストでパラメータを引き継いでリダイレクトするには、$response_code307を与えます。

header("Location: example.php", true, 307);

公式マニュアル:
https://www.php.net/manual/ja/function.header.php

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コールバック関数でスコープ外の変数を使う

配列の各要素に対して処理を行いたいとき、コールバック関数を使います。

コードの例を見ていきましょう。

$data = [ 1, 2, 3 ];

$data = array_map(function($i) {
    return $i * 2;
}, $data );

print_r($data);

出力結果

Array
(
    [0] => 2
    [1] => 4
    [2] => 6
)

次に、各要素に掛ける数値を外部で変数として宣言します。
それだけだとコールバック関数の中で使用することは出来ませんのでuseを使います。

$data = [ 1, 2, 3 ];
$n = 2;

$data = array_map(function($i) use ($n) {
    return $i * $n;
}, $data );

print_r($data);

同じ出力結果が得られます。

Array
(
    [0] => 2
    [1] => 4
    [2] => 6
)

他に2次元の連想配列に対して任意のデータを一括で追加することも出来ます。
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配列やオブジェクトから指定した列の値を取得する

array_columnという関数を使って、配列やオブジェクトから指定した列(カラム)の値を取得することができます。
オブジェクトからも取り出せるのは非常に便利だなと思いました。

以下のような連想配列があったとします。

$ARRAY = [
    [
        "id" => 1,
        "name" => "aiko"
    ],
    [
        "id" => 2,
        "name" => "beta"
    ],
    [
        "id" => 3,
        "name" => "clare"
    ]
];

array_column関数を使ってname列だけを取り出してみます。

$NAME = array_column($ARRAY, "name");

print_r($NAME);

出力結果はこのようになります。

Array
(
    [0] => aiko
    [1] => beta
    [2] => clare
)

オブジェクトの場合

class User
{
    public $username;

    public function __construct(string $username)
    {
        $this->username = $username;
    }
}

$users = [
    new User("user 1"),
    new User("user 2"),
    new User("user 3"),
];

$USER = array_column($users, "username");

print_r($USER);

出力結果

Array
(
    [0] => user 1
    [1] => user 2
    [2] => user 3
)

公式リファレンス:
PHP: array_column – Manual

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cURL(client for URL)

cURL(カール)は、HTTP・HTTPSやFTPなど様々なプロトコルを用いてデータを転送するライブラリとコマンドラインツールです。
最近のレンタルサーバーのPHPにはライブラリがデフォルトで組み込んであることもあります。

HTTPでデータを取得する

まず取得したいURLを設定

$url = "http://www.example.jp";

cURLを初期化し、ハンドルを取得します。

$ch = curl_init();

こちらにいきなりURLを入れてcurl_init($url)としても構いません。
ここではオプション設定を使用してURLを設定します。

curl_setopt($ch, CURLOPT_URL, $url);

メソッドの設定。GETを指定します。

curl_setopt($ch, CURLOPT_HTTPGET, true);

最後に取得したデータを文字列として取得するよう設定します。
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PDOのタイムアウト設定

MySQL接続にPDOを使用している場合のタイムアウト設定についてです。

PDOにはPDO::ATTR_TIMEOUTというオプションを設定することが出来ます。
設定する値は数値で、単位は秒です。

設定方法としてはPDOのインスタンスを生成するときに設定するか、後から設定する方法の2通りあります。

インスタンス生成のときに設定する

$dbh = new PDO('mysql:host=localhost;dbname=test', 
    $user, 
    $pass, 
    array(PDO::ATTR_TIMEOUT => 30)
);

後から設定する

PDO::setAttribute(PDO::ATTR_TIMEOUT, 30);

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