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Microsoft Office 2021を入れてみた

Microsoft Office 2021をインストールしてみました。
これまでPC移行とか散々やってきたので、作業には慣れています。

で、またOutlookのデータを移行しないとな…と思っていたら…、
特に何もすることがなかった!
アカウント設定・仕分けルール・署名など、全てそのまま使うことができました。

なんということでしょう。
面倒だな、と思っていた作業が省けたのでうれしい限りです。

ただ、1つだけやらないといけなかったことがありました。
IMAPで設定しているアカウントの受信トレイが何も表示されない状態だったので、調べて設定を変更しました。

ちなみにアップグレードはMicrosoft Office 2010 Personal(古すぎ;)からMicrosoft Office Home & Business 2021です。

【設定方法】

  1. IMAPアカウントの設定を開く
  2. [フォルダー設定]の[ルートフォルダーのパス]にinboxと入力
  3. [次へ]をクリックして設定を完了

これでIMAPアカウントの受信トレイでメールが表示されるようになりました。

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Outlookの署名を別のPCに移行する

署名データはOutlookからのエクスポート機能はありません。
ファイルのコピーでデータを移行する必要があります。

署名の保存場所

%APPDATA%\Microsoft\Signatures

実際のパスは以下のようになります。

C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Roaming\Microsoft\Signatures

該当のフォルダーの中身を移行先のPCの同じ場所に貼り付ければ完了です。

AppDataフォルダーは隠しフォルダーなので、隠しファイルを表示する設定にしてください。
エクスプローラーの表示 > 隠しファイルにチェックを入れればOKです。

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ACCCESS レコード移動のエラー回避

ACCESSのフォームにレコード移動のボタンを追加し、前後のレコード移動が出来るようにするときのエラー回避についてです。
例えば、カレントレコードが最終レコードのときに次のレコードへ移動しようとするとエラーが発生します。
それを回避するために基本的には次のように処理します。

Private Sub 次へ_Click()
On Error Resume Next

    DoCmd.GoToRecord , , acNext

End Sub

On Error Resume Nextは「エラーが発生した場合、無視して次のコードへ進む」という意味です。

レコード移動のボタンには前述のようにエラーを無視するよう処理を記述しますが、
私はそれ以前に移動可能な場合のみボタンが押せるようにしています。

フォームのレコード移動時イベントに以下を記述します。

If Me.CurrentRecord = Me.Recordset.RecordCount Then
    次へ.Enabled = False
Else
    次へ.Enabled = True
End If

If Me.CurrentRecord = 1 Then
    前へ.Enabled = False
Else
    前へ.Enabled = True
End If

現在表示中のデータが最終レコードであれば「次へ」ボタンを押せないよう無効にし、
先頭レコードであれば「前へ」ボタンを押せないように無効にしています。

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Access レポートの罫線を指定した行まで表示する

Accessで納品書や各種明細、伝票などのレポートを作成した場合、ページ下部まで空行が表示されるようにしたいことがあります。
今回は経理で使う振替伝票を例にその方法をご紹介します。

まずは作成したいレイアウトをデザインしてください。

Accessの「グループ化と並べ替え」機能を使います。
振替伝票なので伝票番号でグループ化します。
ここでポイントは伝票番号のグループ化を二重にすることです。

二重にしたグループ化の設定を見ていきましょう。
下にあるほうが外側になりますので、上段が内側になります。

内側のグループはヘッダーなし、フッターありで設定します。

下段の外側グループにはヘッダー・フッター共にありで設定します。

上記のように設定するとこのようになります。

内側のグループのフッターがダミーのフッター、外側のフッターが本来のフッターになります。

本体のフッターにはセクションの後で改行するように設定しておきます。

例えば伝票の行数は12行に固定したい。データは6行分しかない。
この場合、詳細セクションを6行分、ダミーフッターを6行分表示してから本来のフッターを表示するという形になります。

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Micosoft Office Accessのファイルが壊れる

Windows7のサポートが終了して7ヶ月が経ちました。
皆さんはWindows10への移行はお済みでしょうか?

私も公私共にWindowsを利用しており、Windows10でほぼ問題なく使用出来ているのですが、一つだけ問題があります。
それはOfficeのAccessで作成しているデータベースファイルが壊れるということです。

壊れるといってもそのファイルが使えなくなるわけではありません。
データベースの内容に矛盾が生じ、修復の作業が必要になってしまうわけです。
データベースでは常に最適化する作業が必要になってくるのは当たり前なのですが、最近この状況が頻繁に発生するようになってしまいました。

ちなみにこのようなメッセージが表示されます。

初めは[Accessで発生するメモリー不足エラー]で紹介した事象が起こっていました。
解決したようにも思えましたが、しばらくすると壊れるようになってきました。
そしてその頻度も日を追うごとに頻繁に起こるように…。

それを解消するために色々とやってみました。
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