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MySQL TRUNCATE関数で小数点以下の値を切り捨てる

MySQLのTRUNCATE関数を使うと小数点以下を指定の桁数で切り捨てることができます。

  • 小数点以下をすべて切り捨て

    SELECT TRUNCATE(32.768, 0);
    

    出力結果は32となります。

  • 小数点以下を2位までとし、3位以下を切り捨て

    SELECT TRUNCATE(32.768, 2);
    

    出力結果は32.76となります。

  • 第2引数に負の値を渡すと、小数点左側を指定した桁数まで0にできます。

    SELECT TRUNCATE(32.768, -1);
    

    出力結果は30となります。

公式リファレンス:https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/mathematical-functions.html#function_truncate

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MySQLで10進数を2・8・16進数に変換

MySQLで基数変換を行う方法をご紹介します。

2進数に変換

SELECT BIN(500);

出力結果は111110100となります。

8進数に変換

SELECT OCT(500);

出力結果は764となります。

16進数に変換

SELECT HEX(500);

出力結果は1f4となります。

CONV関数

又、CONV関数を使っても変換することが可能です。
先ほどとは逆に2進数から10進数に変換する場合等もこちらを使用します。

書式:CONV(値, 変換元の基数, 変換先の基数)

例)500を10進数から2進数に変換

SELECT CONV(500, 10, 2);

公式リファレンス
BIN関数:https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/string-functions.html#function_bin
OCT関数:https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/string-functions.html#function_oct
HEX関数:https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/string-functions.html#function_hex
CONV関数:https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/mathematical-functions.html#function_conv

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JavaScriptで10進数を2・8・16進数に変換

NumberオブジェクトのtoStringメソッドを使って、基数変換を行うことができます。

まずは10進数で変換する値を宣言しておきます。

const dec = 500;

2進数に変換

const bin = dec.toString(2);
console.log(bin);

出力結果は111110100となります。

8進数に変換

const oct = dec.toString(8);
console.log(oct);

出力結果は764となります。

16進数に変換

const hex = dec.toString(16);
console.log(hex);

出力結果は1f4となります。


今度は逆の変換をしていきましょう。
各進数を10進数に変換するときはparseInt()関数を使います。

書式:parseInt(string, radix)

第1引数は文字列です。数値を指定しても文字列に変換して処理されます。
第2引数は第1引数で指定した文字列の基数を指定します。(2 <= radix <= 36

出力結果は全て500となります。

2進数を10進数に変換

const dec = parseInt('111110100', 2);
console.log(dec);

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MySQL IN句とFIND_IN_SET関数

MySQLの抽出条件の指定方法としてIN句とFIND_IN_SET関数というものがあります。
その具体的な使用方法をご紹介します。

サンプルとしてテーブル「sample」を用意します。

mysql> select * from `sample`;
+----+--------+------+
| id | name   | type |
+----+--------+------+
| 1  | 赤井   | 1    |
| 2  | 井田   | 2    |
| 3  | 宇野   | 3    |
| 4  | 江崎   | 1    |
| 5  | 奥本   | 2    |
+----+--------+------+

IN句

例えば、idが1・2・4のデータを取得したいとき、
IN句を使うとこのように抽出することができます。

SELECT * FROM sample WHERE id IN (1, 2, 4);

結果は以下のようになります。

+----+--------+------+
| id | name   | type |
+----+--------+------+
| 1  | 赤井   | 1    |
| 2  | 井田   | 2    |
| 4  | 江崎   | 1    |
+----+--------+------+

FIND_IN_SET関数

IN句のときと同様にidが1・2・4のデータを取得してみましょう。

SELECT * FROM sample WHERE FIND_IN_SET(id, '1,2,4');

こちらも結果はIN句を使ったときと同じ結果になります。

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MySQLの日付関数 22選

MySQLで使用できる日付の加算や減算等の関数をご紹介します。

現在の日付を返す CURDATE()

現在の日付を返します。
CURRENT_DATE(), CURRENT_DATEはCURDATE()のシノニムです。

mysql> SELECT CURDATE();
        -> '2008-06-13'
mysql> SELECT CURDATE() + 0;
        -> 20080613

日付部分を抽出する DATE()

書式:DATE(expr)
日付exprの日付部分を抽出します。

mysql> SELECT DATE('2003-12-31 01:02:03');
        -> '2003-12-31'

日付の加算 DATE_ADD()

書式:DATE_ADD(date, INTERVAL expr unit)
日付値に時間値 (間隔) を加算します。
ADDDATE()DATE_ADD()のシノニムです。

unit…YEAR,MONTH,DAY等

mysql> SELECT DATE_ADD('2008-01-02', INTERVAL 31 DAY);
        -> '2008-02-02'
mysql> SELECT ADDDATE('2008-01-02', INTERVAL 31 DAY);
        -> '2008-02-02'

日付を指定された書式に設定 DATE_FORMAT()

書式:DATE_FORMAT(date, format)
日付を指定された書式に設定します。

mysql> SELECT DATE_FORMAT('2009-10-04 22:23:00', '%W %M %Y');
        -> 'Sunday October 2009'
mysql> SELECT DATE_FORMAT('2007-10-04 22:23:00', '%H:%i:%s');
        -> '22:23:00'
mysql> SELECT DATE_FORMAT('1900-10-04 22:23:00', '%D %y %a %d %m %b %j');
        -> '4th 00 Thu 04 10 Oct 277'
mysql> SELECT DATE_FORMAT('1997-10-04 22:23:00', '%H %k %I %r %T %S %w');
        -> '22 22 10 10:23:00 PM 22:23:00 00 6'
mysql> SELECT DATE_FORMAT('1999-01-01', '%X %V');
        -> '1998 52'
mysql> SELECT DATE_FORMAT('2006-06-00', '%d');
        -> '00'

日付の減算 DATE_SUB()

書式:DATE_SUB(date, INTERVAL expr unit)
日付から時間値 (間隔) を引きます。
SUBDATE()DATE_SUB()のシノニムです。

mysql> SELECT DATE_SUB('2005-01-01 00:00:00', INTERVAL '1 1:1:1' DAY_SECOND);
        -> '2004-12-30 22:58:59'
mysql> SELECT DATE_SUB('1998-01-02', INTERVAL 31 DAY);
        -> '1997-12-02'

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