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ACCESS 2000 パフォーマンスの向上について2

現象

名前の自動修正機能が有効になっているデータベースで、データベース オブジェクトを開く際に時間がかかる場合があります。

原因

セキュリティ保護されたデータベースで名前の自動修正が オン になっている状態でオブジェクトを開くとき、名前の自動修正機能を使用してバインド エラーのトラック、修正、記録を行うには、そのオブジェクトに対する [構造の変更] 権限が必要です。ユーザーにこの権限がない場合、変更結果を保存することができないため、そのユーザーがオブジェクトを開くたびに自動修正機能による変更が発生し、オブジェクトを開くのに時間がかかります。

解決方法

そのオブジェクトの [構造の変更] 権限を持っているユーザーがオブジェクトを開きます。その結果、変更が保存されます。
または、名前の自動修復機能を オフ に設定します。

詳細

名前の自動修正機能 オン になっているかどうかを確認するには、[ツール] メニューで [オプション] をクリックして [全般] タブをクリックします。名前の自動修正機能に関する 3 つのチェック ボックスを確認してください。

[名前の自動修正情報をトラックする]
[名前の自動修正を行う]
[名前の自動修正の変更を記録する]

[名前の自動修正情報をトラックする] チェック ボックスが オン になっている場合、名前の自動修正機能が有効になっています。

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ACCESS 2000 パフォーマンスの向上について1

現象

テーブルを開くときにデータベース内のリンク テーブルの処理速度が遅いことや、更新の実行に予想以上の時間がかかることがあります。
Microsoft Access 2000 より前のバージョンからデータベースの変換を実行した後に、この現象が発生する場合があります。ただしこの変換を実行していない場合でも、このような現象が発生する可能性があります。

原因

データベースに多数のリンク テーブルが存在し、各リンク テーブルに多数のリレーションシップが設定されています。また、開こうとしているテーブルの “サブデータシート名” プロパティが [自動] に設定されています。このような場合、テーブルを開くのに時間がかかることがあります。サブデータシートは Access 2000 で導入された新しい機能です。このため、Access 2000 より前のバージョンからデータベースを変換した場合に、この現象が顕著に現れる可能性があります。

解決方法

この問題を回避するには、バックエンド データベース内の各テーブルの “サブデータシート名” プロパティを [なし] に設定します。この設定の変更は、手動で行うか、コードを使用して行うことができます。

サブデータシート名を手動で設定する
“サブデータシート名” プロパティを手動で設定するには、次の手順を実行します。
バックエンド データベースのテーブルをデザイン ビューで開きます。
[表示] メニューの [プロパティ] をクリックします。
“サブデータシート名” プロパティを [なし] に設定します。
テーブルを保存して、閉じます。

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ACCESS クエリとSQLのどっちが速いか

クエリとSQLの実行速度の違いを計ってみた。

テーブル作成クエリと追加クエリの2つを実行してみる。
SQLはDAO.DatabaseオブジェクトのExecuteメソッドを使用。

クエリ:サンプルクエリの実行に約8秒
SQL:サンプルSQLの実行に約16秒

クエリのほうが速かった。

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クエリー内でReplaceなどの関数を使いたい

Microsoft ACCESSのクエリーの中で、Replaceなどの関数を使おうとした場合、
未定義関数とのエラーが出て使えません。
これはOffice2000では使用できない機能となっているようです。
使用できるのは2002以降。

要は例の「VBE6.DLL」のバージョンアップである。
これは以前にもACCESS 2007のランタイムをインストールした際にアップデートされたが、
この時、MDBファイルが最適化できなくなって結局元に戻した。

今回おこなったのは
「Microsoft® Visual Basic® for Applications (VBA) アップデート – Q822150」
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=DA1A7ABA-CD3D-458B-9729-AB9094C9BD3F&displaylang=ja
以前のことがあったので心配だったが、結果大丈夫そうだ。
今回は6.0.87.14から6.4.99.69にアップデートされた。

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XP レジストリエラー

ACCESSを触っていたら、完全に固まったわけではないが、動かなくなったので
強制終了ではなくファイルメニューより終了させた。

その後、再起動する際にメモリのエラー(?)が出た。
恐らくアドレス不明でメモリが開放できない、みたいなことだと思われる。

再起動後、MDBを開いて空のテーブルにクエリでデータを追加しようとしたら、
更新可能なクエリである必要があります。と言われ追加できなくなってしまった。

他のPCから試みても、どうも読取専用になってしまっているようで、できなかった。
他のPCからはデータ元の削除などもアクセス拒否され、できなかった。

はじめは、「ACCESS 更新可能なクエリ」等で調べたが、有用な結果は得られなかった。

そこで、[コンパネ]->[管理ツール]->[イベントビューワ]でエラーログを見ると、レジストリのエラーが4件出ていた。

で、「XP レジストリ 復元」調べたが、解決方法として出てきたのは
システムの復元、もしくはデフラグ、ブートプロンプトで「scanreg /fix /opt」を実行する、など。
scanregはXPで実行ができないので、msconfigにてセーフモードで起動してみる。
しかし、scanregが使用できるわけではなかった。

ので、システムの復元をしてみることに。
システムの復元は[スタート]->[アクセサリ]->[システムツール]->[システムの復元]
1日前まで復元したら復活した。

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