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SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

既定のプログラムで実行させる

ACCESSにてURLを指定しWEBページを開きたい場合、InternetExplorerのパスを指定して実行させることも可能ですが、ユーザーが設定している既定のブラウザで実行させることも可能です。
その場合は以下のようにします。

Dim ws As Object

Set ws = CreateObject("WScript.Shell")

ws.Run "http://www.yahoo.co.jp/", VbAppWinStyle.vbMaximizedFocus

このWScript.ShellのRunメソッドは、新しいプロセス内でプログラムを実行します。

ブラウザに限らず、他のプログラムでも応用することができます。
2番目の引数はウィンドウステータスを指定します。
主な設定例は以下の通りです。

VbAppWinStyle.vbHide 0
VbAppWinStyle.vbNormalFocus 1
VbAppWinStyle.vbMinimizedFocus 2
VbAppWinStyle.vbMaximizedFocus 3
VbAppWinStyle.vbNormalNoFocus 4
VbAppWinStyle.vbMinimizedNoFocus 6

また、上記では省略していますが、第3引数(bWaitOnReturn)にTRUEを指定すると、プログラムが終了するまでスクリプトの実行を待機します。

詳しくは参考URLをご覧ください。

参考URL
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc364421.aspx

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xcopyコマンド

Windowsにはバックアップに便利な「xcopy」というコマンドがあります。

xcopy "c:\src" "c:\backup" /s /d /h /r /y
オプション(一部)
/s ファイルが存在する場合のみディレクトリごとコピー
/d コピー先に同名のファイルが存在する場合に更新日が新しいファイルのみコピーする
/h 隠しファイルやシステムファイルも全てコピーする
/r 読み取り専用属性のファイルも上書きコピーできるようにする
/y 同名のファイルが存在する場合、上書きの確認を行わない
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ADODB.Streamを使ったテキストファイルの読み書き

通常のテキストファイルの読み込みや書き込みだと文字コードがShift_jisでしか扱えません。
他の文字コードを使いたい場合はADODB.Streamを使います。

テキストファイルの読み込み

Dim sr      As Object
Dim strData As String

Set sr = CreateObject("ADODB.Stream")

sr.Mode = 3 '読み取り/書き込みモード
sr.Type = 2 'テキストデータ
sr.Charset = "UTF-8" '文字コードを指定

sr.Open 'Streamオブジェクトを開く
sr.LoadFromFile ("ファイルのフルパス") 'ファイルの内容を読み込む
sr.Position = 0 'ポインタを先頭へ

strData = sr.ReadText() 'データ読み込み

sr.Close 'Streamを閉じる

Set sr = Nothing 'オブジェクトの解放

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GoogleMaps API v2 ビルドエラー

GoogleMaps API v2を使用したアプリを署名付きでビルドする際、以下のようなエラーが発生することがあるらしい。

"app_name" is not translated in af, am, ar, be, bg, ca, cs, da, de, el, en-rGB, es, es-rUS, et, fa, fi, fr, hi, hr, hu, in, it, iw, ja, ko, lt, lv, ms, nb, nl, pl, pt, pt-rPT, ro, ru, sk, sl, sr, sv, sw, th, tl, tr,  uk, vi, zh-rCN, zh-rTW, zu

どうやら翻訳に関するエラーらしい。
特に害はないので無視すればいいという記事もありました。
解決方法としては、translatable属性にfalseを設定すればいいらしい。

<string name="account_setup_imap" translatable="false">IMAP</string>

参考URL:
http://tools.android.com/recent/non-translatablestrings

リリースすることがないのであれば問題ありませんが、一旦エラーが出るとデバッグもできません。
その場合はプロジェクトを右クリックし、[Androidツール]-[Lintマーカーのクリア]を実行します。
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メニューから[ウィンドウ]-[設定]-[Android]-[Lintエラー検査]-[アプリケーションのエクスポート時に完全エラー検査を実行し、致命的エラーが見つかった場合は中断する]のチェックを外す
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クエリーでのデータ抽出上限値

ACCESSのクエリーのお話です。

例えば、テーブルにデータが2,000件存在し、そのうち条件を指定して抽出したデータを上位1,000件のみ表示したいとします。
プログラムでレコードセットを開き、指定した件数を抽出することができますが、もっと簡単な方法があります。

クエリーのデザインビューでクエリープロパティを開きます。
access_query_property
プロパティの「トップ値」に抽出したいデータの件数を入力します。
デフォルトは「すべて」になっています。

これだけで上限値を設定することができます。

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