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iOSアプリでGoogleMapを使う

地図を使ったiOSアプリを開発するにあたって、標準マップとGoogleMapのどちらを使おうかと調べてみたら、以下のサイトで違いが紹介されていました。
http://web-terminal.blogspot.jp/2013/06/google-maps-sdk-for-iosmapkit.html
マーカーの扱いの違いで私はGoogleMapを使うことにしました。

まずは、表示できるところまでやってみようということで、その流れをご紹介したいと思います。

Xcodeのバージョンが6.3以降であることを確認します。※17/03/02時点

CocoaPodsという依存関係を管理するためのオープンソースのツールが必要になりますので入手します。

ターミナルで以下のコマンドを実行します。

sudo gem install cocoapods

CocoaPodsを使ってプロジェクトにGoogle Maps SDK for iOSを組み込みます。
プロジェクトのディレクトリ(.xcodeprojファイルがあるところ)に「Podfile」という名前のファイルを作成します。
ターミナルでプロジェクトのディレクトリに移動し以下を実行

cd <path-to-project>
vim Podfile

以下の内容を記述しファイルを保存します。

source 'https://github.com/CocoaPods/Specs.git'
platform :ios, '8.1'
pod 'GoogleMaps'

pod installコマンドを実行します。
Podspecで指定されているAPIが、その依存関係(存在する場合)とともにインストールされます。

pod install


この作業、結構時間がかかります。 続きを読む…»

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MacBook ProでiOSアプリ開発(Xcode&Swift3.1)

会社でMacBook Proを購入してみました。
インターフェイス、少ないですね。。
追加でUSBとType-Cの変換アダプターを注文しました。

早速、Xcode8.2.1をインストール

Swiftは初めてなので、とりあえずPlaygroundで遊んでみてます。

開発する中でまた何か有用なことがあれば書いていきたいと思います。

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.htaccessでRewriteモジュールの設定

ApacheのRewriteモジュール(mod_rewrite.c)を使用してリダイレクト(転送)させることができます。
設定はApacheの設定ファイルに記述するか、.htaccessに記述します。

以下は例として、HTTP通信をHTTPS通信に変換しています。

<IfModule mod_rewrite.c>
    RewriteEngine On
    RewriteCond %{SERVER_PORT} 80
    RewriteRule ^(.*)$ https://%{SERVER_NAME}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>

基本機能について

RewriteEngine On|Off

Rewrite機能のON/OFFを切り替えます。

RewriteCond

リダイレクトする条件を定義します。

RewriteRule [正規表現パターン] [置換パターン] [オプション]

URLの書き換え、転送先を指定します。
複数のオプションを指定する場合はカンマ区切り


オプション

[L] Last(Last rule)
Rewrite機能によるURL変換を終了します
[R=301|302] レスポンスを返しクライアントをリダイレクトする
301:恒久的転送(リダイレクト)
302:一時的な転送(リダイレクト)
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OpenSSL バージョンアップ TLS1.1以降に対応

OpenSSL0.9.8zgではSSL2、3、TLS1.0までしか対応していません。
TLS1.1、1.2に対応させるため、OpenSSL1.0.1uにバージョンアップしました。

まずはソースを公式サイトからダウンロードします。
https://www.openssl.org/source/old/1.0.1/

ソースを/usr/local/srcに保存します。
/usr/local/srcに移動して該当ファイルを解凍します。

cd /usr/local/src
tar -xvzf openssl-1.0.1u.tar.gz

解凍したディレクトリに移動し、コンパイルしてインストールします。

cd openssl-1.0.1u
./config
make
make install

デフォルトは「/usr/local/ssl」にインストールされます。

バージョンを確認してみましょう。

/usr/local/ssl/openssl version

バージョン情報が出力されますので、バージョンアップされていればOKです。

TLS1.1、1.2が使えるかどうか確認してみましょう。

/usr/local/ssl/openssl s_client -connect example.jp:443 -tls1_1 < dev/null
/usr/local/ssl/openssl s_client -connect example.jp:443 -tls1_2 < dev/null

通信可能かどうかが表示されます。
もしも使えない場合はunknown optionと言われます。
続きを読む…»

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CSVエクスポートでのテキストデータのNull値について ACCESS

AccessでCSVをエクスポートする際、テキスト型のフィールドがNullだった場合、
「,””,」とならず「,,」となってしまいます。
※前後にフィールドがあるとしています。

他のソフトやプログラムで該当ファイルを使用するときに、ダブルクォーテーション「”」が
必要な場合があります。

そういう時はNz関数を使います。
Nz関数はNullを別の文字列に置き換えしてれくる関数です。

データがNullだった場合、「,””,」という結果にするためには、Nullを長さゼロの文字列に置き換えます。

Nz([フィールド名],"")

もちろん、指定したフィールドのデータがNullでない場合はそのデータを返します。

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