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SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

文字列の長さを求める Len/LenB

VBAで文字列の長さを求める際は少し注意が必要です。
通常のLen関数を使用した場合、半角・全角に関わらず全ての文字を一文字として計算します。
かといって、LenB関数を使用しても、全ての文字を2バイトとして計算するため、答えは倍になるだけです。

他のプログラム、例えばPHPならstrlen関数になりますが、こちらでは半角は1バイト、全角なら2バイトとなります。
こちらと同じようにVBAでも計算したい場合はどうすれば良いのでしょうか?
答えは以下のようになります。

'長さを求めたい文字列
HenkanStr = "LenB関数"
MsgBox LenB(StrConv(HenkanStr, vbFromUnicode))

出力結果は「8」となります。

StrConvについては以下をご覧ください。
https://k-sugi.sakura.ne.jp/it_synthesis/windows/vb/81/

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データ競合のエラーを無視する

ACCESSで発生したデータ競合のエラーを無視するにはエラーイベントに
以下のような記述をします。

Private Sub Form_Error(DataErr As Integer, Response As Integer)

    If DataErr = 7787 Then
         Response = acDataErrContinue
    End If

End Sub

「7787」はデータ競合エラーのエラー番号

定数「acDataErrContinue」の値は「0」です。

これで競合エラーを無視した場合は、[他のユーザーによる変更を反映]を
選択したのと同じ扱いになります。

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Xcode 9 アップデートの対応

Xcode 9 Swift 4がリリースされたので、アップデートしてみました。
その際のマイグレーションについて参考になるかは分かりませんが、
私が開発しているアプリでの作業をメモしておきます。

今回のアプリはGoogleMapsとRealm、SVProgressHUDを使用したアプリですので
そのAPIパッケージもアップグレードする必要があります。

ターミナルでプロジェクトのディレクトリに移動します。

cd <path-to-project>

pod updateを実行します。

pod update

インストールしていたAPIがアップグレードされます。
iOSのターゲットを9.0としていたため、エラーが解消されなかったのでターゲットを10.0に変更しました。

Xcodeでプロジェクトを開くと色々と警告が表示されていました。

ビルドしてももちろん通らないので、修正をしていきます。
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DNSSEC最上位の暗号鍵更新に対する対応

サーバーを自前で運用している方にはとても重要な内容でした。
私が管理しているサーバーは問題なかったのですが、念のため覚書として記しておきます。

参考にさせていただいたサイト
https://cloudadvisor.jp/blog/dnssec_update

DNSが「ルートゾーンKSKの更新」に対応されているか確認
以下のコマンドを打ちます。

dig +bufsize=4096 +short rs.dns-oarc.net txt

返ってくる答えの中で「at least」の後にある数値が1424以上であれば問題ないそうです。

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UIViewのアニメーション

今回はUIViewやUIButtonをアニメーションさせる方法をご紹介します。

まずはアニメーションさせる適当なViewを作成します。

let sampleView = UIView()

sampleView.frame.size = CGSize(width: 120, height: 120)
sampleView.center = CGPoint(x: 60, y: 60)
sampleView.backgroundColor = UIColor.white
sampleView.layer.borderColor = UIColor.cyan.cgColor
sampleView.layer.borderWidth = 2

view.addSubview(sampleView)

作成したViewをアニメーションさせるにはUIView.animateメソッドを使用します。
ここでは大きさを変更してみましょう。
中心点も設定しているのは、大きさを変更すると左上を起点に大きさが変わってしまうためです。

UIView.animate(withDuration: 0.5, animations: {
    self.sampleView.frame.size = CGSize(width: 80, height: 80)
    self.sampleView.center = CGPoint(x: 60, y: 60)
}, completion: { Void in
    // アニメーション完了時の処理を記述します
})

次に、大きさと角丸の半径をアニメーションで変更してみたいと思います。
サンプルとして、標準カメラアプリの動画撮影ボタンのようなボタンを作成してみましょう。
実際の撮影処理はしていません。

まずは必要な宣言

let shutterView = UIView()
let shutterButton = UIButton()
var isRecording: Bool = false

Viewを作成するメソッドを作成します。

func makeShutterView() {
    shutterView.frame.size = CGSize(width: 74, height: 74)
    shutterView.center = CGPoint(x: 45, y: 45)

    let shutterCircle = UIView()
    shutterCircle.frame.size = CGSize(width: 76, height: 76)
    shutterCircle.center = CGPoint(x: 45, y: 45)
    shutterCircle.layer.borderColor = UIColor.white.cgColor
    shutterCircle.layer.borderWidth = 4
    shutterCircle.layer.cornerRadius = 38.0
    shutterView.addSubview(shutterCircle)

    shutterButton.frame.size = CGSize(width: 60, height: 60)
    shutterButton.center = CGPoint(x: 45, y: 45)
    shutterButton.backgroundColor = UIColor.red
    shutterButton.layer.cornerRadius = 30.0
    shutterButton.addTarget(self, action: #selector(onClickRecordingButton), for: .touchUpInside)
    shutterView.addSubview(shutterButton)

    view.addSubview(shutterView)
}

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