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SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

ファイルやディレクトリをGit管理対象から除外する

ファイルを指定してGit管理対象から除外したいとき

git rm --cached [ファイル名]

--chachedオプションを付けているのはファイルを残したいためです。
このオプションを付けないとファイルごと削除されてしまうので注意してください。

ディレクトリとそれ以下を一括で処理したいときは-rオプションを付ける

git rm --cached -r [ディレクトリ名]
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Gitで削除したブランチを復活させる方法

Gitでソース管理しているプロジェクトを開発する中で、間違って必要なブランチを削除してしまったら、もう取り戻せないのでしょうか?
そんなことはありません!ご安心ください。
間違って削除してしまったブランチを復活させる方法がありましたのでご紹介します。

検証環境:git version 2.39.2.windows.1

まずは履歴から該当ブランチの最後のコミットを探します。
Gitの変更履歴を表示するには以下のようなコマンドを実行します。

git reflog

コマンドを実行すると次のように履歴が表示されます。

66ee5fa HEAD@{0}: checkout: moving from mybranch to master
4bba15a HEAD@{1}: commit: commit message
fc11042 HEAD@{2}: checkout: moving from master to mybranch
...

表示された履歴から該当ブランチの最後のコミットを見ると2行目のHEAD@{1}がそれにあたります。
{}の中の数字はログ番号です。

続きを読む…»

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特定の日時を指定してコミットする

あまり使うことはないかもしれませんが、メモ代わりに投稿しておきます。

特定の日時を指定してコミットするには--dateオプションを使って日時を指定します。

git commit -m "コミットメッセージ" --date="Jan 1 00:00:00 2024 +0900"
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Macへのgitインストール

一番簡単な方法です。
XcodeのCommand Line Toolsをインストールするとgitが使えるようになります。

xcode-select --install
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gitコマンドで差分抽出とアーカイブ出力

gitを使ってソース管理し開発をしていて、差分ファイルをリリースするときのTipsです。

差分を抽出する

git diff [古いブランチ名]..[新しいブランチ名]
git diff [古いブランチ名] [新しいブランチ名]

ファイル名だけを列挙したいとき

git diff --name-only [古いブランチ名] [新しいブランチ名]

ファイル名のリストをテキストファイルにリダイレクトで書き出す

git diff --name-only [古いブランチ名]..[新しいブランチ名] >> diff.txt

ブランチをアーカイブ出力

git archive [ブランチ名] -o archive.zip

出力するディレクトリを指定

git archive --prefix=archive/ [ブランチ名] -o archive.zip

差分抽出とアーカイブ出力を組み合わせて、抽出した差分ファイルをアーカイブ出力

git archive --prefix=archive/ [新しいブランチ名] (git diff --name-only [古いブランチ名] [新しいブランチ名] --diff-filter=ACMR) -o diff.zip
フィルターの種類
A 追加
C コピー
M 変更
R リネーム
D 削除

小文字にすると逆になるので、以下のようにしても同じことになります。

git archive --prefix=archive/ [新しいブランチ名] (git diff --name-only [古いブランチ名] [新しいブランチ名] --diff-filter=d) -o diff.zip
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