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rblsmtpd [ucspi-tcp]

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ucspi-tcpパッケージのrblsmtpdのオプション紹介

rblsmtpdはRBL(Realtime Blackhole List)データベースを利用して
スパムメール送信者であるかを判断するプログラムです。

オプション

オプション 説明
-a address addressをアンチRBLデータベースとして利用
-b アドレスがRBLに掲載されている場合、エラーコード533553を返す
-B アドレスがRBLに掲載されている場合、エラーコード451エラーコードを返す(デフォルト)
-c RBLの検索に失敗した場合に接続を拒否
-r address addressをRBLデータベースとして利用
-t n n秒のタイムアウト値を設定

エラーコード533:STMPサーバが送信を拒否
エラーコード553:STMPサーバが送信を拒否
エラーコード451:要求された処理の実行中にエラーが発生したため、処理に失敗。(サーバ側のエラー)
※実際にはデフォルトで553が返されていました。→公式サイトで確認すると553で、私が参考にした書籍が533となっていました。
http://cr.yp.to/ucspi-tcp/rblsmtpd.html [英語]

rblsmtpdを利用する場合、ルールを以下のように変更します。

xxx.xxx.xxx.xxx:allow,RELAYCLIENT="",RBLSMTPD=""
:allow

起動スクリプトの例

/usr/local/bin/tcpserver -p -v -u [UID] -g [GID] -x xxx.cdb \
0 smtp /usr/local/bin/rblsmtpd -b -t 10 -r cbl.abuseat.org -r all.rbl.jp \
/var/qmail/bin/qmail-smtpd 2>&1 | /var/qmail/bin/splogger smtpd 3 &

-rオプションでRBLを指定しない場合、デフォルトでMAPS RBLが使われるようですが、現在は運用を停止しています。
MAPS RBL (Mail Abuse Prevention System Realtime Blackhole List)
http://mail-abuse.org/

その他の例

-r bl.spamcop.net 
-r sbl-xbl.spamhaus.org
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