カテゴリー
SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

macOS High SierraでCocoaPodsのpod updateがエラー

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。

macOSがHigh Sierraになり、Xcodeもアップデートされ、
色々と警告が出るようになっていたので、これを解消しようと思ったら
色々つまづいたので書いておきます。

まずはライブラリをアップデートする必要があるようなのでpod updateコマンドを実行。
すると以下のようなエラーが発生。

-bash: /usr/local/bin/pod: /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.0/usr/bin/ruby: bad interpreter: No such file or directory

どうやらmacOSがHigh Sierraだとエラーが発生する模様です。

Rubyをアップデートするために以下のコマンドを実行。

sudo gem update --system

エラーが発生。

ERROR:  While executing gem ... (Errno::EPERM)
    Operation not permitted @ rb_sysopen - /System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/2.3/usr/bin/gem

その場合は以下のようなコマンドにするらしいですが、
実行してみると既にインストール済と言われます。

sudo gem update --system -n /usr/local/bin

次にCocoaPodsをアップデート。

sudo gem install cocoapods

これも途中でエラーが発生。

ERROR:  While executing gem ... (Gem::FilePermissionError)
    You don't have write permissions for the /usr/bin directory.

コマンドにオプションを付けてやり直し。

sudo gem install -n /usr/local/bin cocoapods

正常にインストールが完了しました。

再度pod updateを実行。
またまたエラーが発生。GitHubにアクセスできない。
GitHubが古いSSL通信を無効化したことによるらしい。

OpenSSLのバージョンを確認。
2.2.7であれば問題なし。

openssl version
LibreSSL 2.2.7

GitHubに接続できるか確認。

openssl s_client -connect api.github.com:443

接続できたので、OpenSSLのバージョンが問題ではないと判断したので
CocoaPodsを再セットアップ。

pod setup

セットアップが完了したら再度pod updateを実行。
今回は無事に完了しました。


以下、参考にさせていただいたURLです。

macOS High Sierraでcocoapodsが使えなかった話(解決)
https://qiita.com/KentaroAbe/items/2746a6ff382fab42696a

gem updateでエラーが出た時の対処法
https://hacknote.jp/archives/19804/

CocoaPodsのpod updateでGitHubへのアクセスでエラーになる
https://qiita.com/satoshi-iwaki/items/ed2c267127dcc80baa21

cocoapodsで「fix failed to connect to github~」というエラーに遭遇した
https://qiita.com/guitar_char/items/2af88883b4e123072163

Fix ‘Failed to connect to GitHub to update the CocoaPods/Specs specs repo’ error
https://medium.com/@ejhsu/fix-failed-to-connect-to-github-to-u….

この記事がお役に立ちましたらシェアお願いします
4,396 views

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です