WordPress更新で502エラー?WP-CLIで解決
- WordPress
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2026-02-26
さくらのレンタルサーバー(例:さくらインターネット)などの共有サーバーでWordPressを運用していると、
- 「502 Bad Gateway」
- 「504 Gateway Timeout」
といったエラーで管理画面から更新できないことがあります。
特にプラグインが多いサイトや、やや重めのテーマを使っている場合に発生しやすいです。
この記事では、ブラウザ更新で失敗する場合の確実な解決策として、WP-CLIを使った更新方法を解説します。
なぜブラウザ更新でエラーが出るのか?
WordPressの管理画面から更新を行うと、内部では以下の処理が一度に実行されます。
- ZIPファイルのダウンロード
- 展開処理
- 数百〜数千ファイルの上書き
- データベース更新
共有サーバーでは以下の制限があります。
- PHPの実行時間制限
- メモリ制限
- 同時実行プロセス制限
- WAF(Web Application Firewall)
これらに引っかかると、処理途中でPHPが停止し、結果として「502」「504」エラーになります。
解決策:WP-CLIで更新する
WP-CLIとは、WordPressをコマンドラインから操作できる公式ツールです。
公式サイト:WP-CLI
ブラウザ経由ではなくSSH経由で直接処理を実行するため、タイムアウトやゲートウェイエラーを回避できます。
事前準備
1. SSHでサーバーに接続
ssh ユーザー名@ユーザー名.sakura.ne.jp
2. WordPressのディレクトリへ移動
cd /home/ユーザー名/www/ドメイン名
wp-config.php が見える場所が正しいディレクトリです。
3. WP-CLIが使えるか確認
wp --info
情報が表示されれば使用可能です。
もし command not found と表示された場合は、WP-CLIをインストールしてください。
WordPress本体の更新方法
1. 更新前にデータベースをバックアップ(推奨)
wp db export backup.sql
2. WordPress本体を更新
wp core update
成功すると以下のように表示されます。
Success: WordPress updated successfully.
3. データベース更新が必要か確認
wp core update-db --dry-run
更新不要の場合
Success: WordPress database is already up to date.
更新が必要な場合
wp core update-db
プラグイン・テーマの更新
すべてのプラグインを更新
wp plugin update --all
すべてのテーマを更新
wp theme update --all
WP-CLIを使うメリット
- ブラウザタイムアウトが起きない
- 502 / 504 エラーを回避できる
- WAFの影響を受けにくい
- 安定して更新できる
特に共有サーバーでは、管理画面更新より圧倒的に成功率が高い方法です。
それでもエラーが出る場合
以下を確認してください。
- PHPバージョンが古くないか
- WordPressの設置ディレクトリが正しいか
- ファイル権限に問題がないか
まとめ
ブラウザ更新でエラーが出る場合、
サーバーが不安定なのではなく、処理が重すぎる可能性が高いです。
そのような場合は、WP-CLIを使うことで安定して更新できます。
共有サーバー環境でWordPressを安全に運用するなら、
「更新はWP-CLIで行う」ことをおすすめします。




