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便利なApplicationメソッド ACCESS

DLookupやDCount等はよく使うのですが、他にも便利なメソッドがあったのでご紹介します。

DAvg

指定した数値フィールドの平均値を取得します
返り値は倍精度浮動小数点型(Double)です

DCount

レコード件数を取得します

DFirst

先頭レコードの指定フィールドの値を取得します

DLast

最終レコードの指定フィールドの値を取得します

DLookup

指定したフィールドの値を取得します

DMax

指定フィールドの最大値を取得します

DMin

指定フィールドの最小値を取得します

DSum

指定フィールドの合計値を取得します


書式

DLast(Expr, Domain, Criteria)
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ACCESS Excelファイルに画像を挿入

まずは変数を宣言します。

Dim xlApp   As Object
Dim xlBook  As Object
Dim xlSheet As Object

各オブジェクトを作成します。

Set xlApp = CreateObject("Excel.Application")
Set xlBook = xlApp.Workbooks.Open([Excelファイルのフルパス])
Set xlSheet = xlBook.WorkSheets(1)

ワークシートオブジェクトをwithブロックで使用します。

With xlSheet

画像を貼り付けしたい起点(左上)のセルを選択します。

.Range("A1").Select

withブロックが入れ子になりますが、画像オブジェクトとしてアクセスできるようにします。 続きを読む…»

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ADODB.Streamでテキストファイルに追記する

ADODB.Streamを使って、テキストファイルに文字列を追加する方法をご紹介します。

基本的な使い方はこちら。
ADODB.Streamを使ったテキストファイルの読み書き – 2014-01-23
オプション等の説明は上記にて掲載していますので、今回は割愛します。

まずは変数を宣言

Dim sr          As Object
Dim strData     As String

オブジェクトを作成

Set sr = CreateObject("ADODB.Stream")

オプションの設定

sr.Mode = 3 '読み取り/書き込みモード
sr.Type = 2 'テキストデータ
sr.Charset = "Shift_jis" '文字コードを指定

Streamオブジェクトを開いて、ファイルの内容を読み込みます。 続きを読む…»

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Outlookメッセージファイル(.msg)からデータを取り出す – VBA

Outlookのメッセージファイル(.msg)から送信元アドレスや件名、本文等のデータを取り出すことができます。
よくあるのは、受信トレイのメールからデータを取り出したりしますが、今回は任意の場所にコピーしたメッセージファイル(.msg)からデータを取り出す方法をご紹介します。

まずは宣言

Dim OL  As Object
Dim msg As Object

Outlookオブジェクトを生成

Set OL = CreateObject("Outlook.Application")

msgファイルを指定

strFileName = "c:\sample.msg"

メッセージファイルをオブジェクトに読み込む

Set msg = OL.CreateItemFromTemplate(strFileName)

各種データを取得します。

Debug.Print "SentOnBehalfOfName: " & msg.SentOnBehalfOfName
Debug.Print "SenderName: " & msg.SenderName
Debug.Print "ReceivedByName: " & msg.ReceivedByName
Debug.Print "ReceivedOnBehalfOfName: " & msg.ReceivedOnBehalfOfName
Debug.Print "ReplyRecipientNames: " & msg.ReplyRecipientNames
Debug.Print "To: " & msg.To
Debug.Print "CC: " & msg.CC
Debug.Print "BCC: " & msg.Bcc
Debug.Print "Subject: " & msg.Subject
Debug.Print "Body: " & msg.Body
Debug.Print "HTMLBody: " & msg.HTMLBody
'Debug.Print "Recipients: " & msg.Recipients
Debug.Print "SenderEmailAddress: " & msg.SenderEmailAddress

プロパティについてはMSDNを参照しましたが、Recipientsはプロパティが存在しないとエラーが発生したのでスキップしています。
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VBAでWEBサーバーにHTTPリクエスト

MSXML2.XMLHTTPオブジェクトを利用してWEB上のデータを取得したり、PHP等のプログラムへデータを送信することができます。

ACCESS等で入力したデータをすぐにWEBに反映させたいとき等に便利です。

まずは宣言

Dim xmlHttp  as Object 'HTTPリクエストオブジェクト
Dim url      As String 'リクエストを送るURL
Dim strParam As String 'リクエストパラメータ
Dim strRes   As String '結果を受け取る変数

HTTPリクエスト用オブジェクトのバインド

Set xmlHttp = CreateObject("MSXML2.XMLHTTP")

・GET送信
リクエストするURLを指定

url = "http://www.example.jp/index.html"
With xmlHttp
    .Open "GET", url, False
    .SetRequestHeader "Content-Type", "application/x-www-form-urlencoded"
    .Send
    strRes = .ResponseText
End With

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