カテゴリー
SugiBlog Webエンジニアのためのお役立ちTips

WordPress更新で502エラー?WP-CLIで解決

さくらのレンタルサーバー(例:さくらインターネット)などの共有サーバーでWordPressを運用していると、

  • 「502 Bad Gateway」
  • 「504 Gateway Timeout」

といったエラーで管理画面から更新できないことがあります。

特にプラグインが多いサイトや、やや重めのテーマを使っている場合に発生しやすいです。

この記事では、ブラウザ更新で失敗する場合の確実な解決策として、WP-CLIを使った更新方法を解説します。

なぜブラウザ更新でエラーが出るのか?

WordPressの管理画面から更新を行うと、内部では以下の処理が一度に実行されます。

  • ZIPファイルのダウンロード
  • 展開処理
  • 数百〜数千ファイルの上書き
  • データベース更新

共有サーバーでは以下の制限があります。

  • PHPの実行時間制限
  • メモリ制限
  • 同時実行プロセス制限
  • WAF(Web Application Firewall)

これらに引っかかると、処理途中でPHPが停止し、結果として「502」「504」エラーになります。

解決策:WP-CLIで更新する

WP-CLIとは、WordPressをコマンドラインから操作できる公式ツールです。

公式サイト:WP-CLI

ブラウザ経由ではなくSSH経由で直接処理を実行するため、タイムアウトやゲートウェイエラーを回避できます。

事前準備

1. SSHでサーバーに接続
ssh ユーザー名@ユーザー名.sakura.ne.jp
2. WordPressのディレクトリへ移動
cd /home/ユーザー名/www/ドメイン名

wp-config.php が見える場所が正しいディレクトリです。

3. WP-CLIが使えるか確認
wp --info

情報が表示されれば使用可能です。
もし command not found と表示された場合は、WP-CLIをインストールしてください。

WordPress本体の更新方法

1. 更新前にデータベースをバックアップ(推奨)
wp db export backup.sql
2. WordPress本体を更新
wp core update

成功すると以下のように表示されます。

Success: WordPress updated successfully.
3. データベース更新が必要か確認
wp core update-db --dry-run

更新不要の場合

Success: WordPress database is already up to date.

更新が必要な場合

wp core update-db

プラグイン・テーマの更新

すべてのプラグインを更新
wp plugin update --all
すべてのテーマを更新
wp theme update --all

WP-CLIを使うメリット

  • ブラウザタイムアウトが起きない
  • 502 / 504 エラーを回避できる
  • WAFの影響を受けにくい
  • 安定して更新できる

特に共有サーバーでは、管理画面更新より圧倒的に成功率が高い方法です。

それでもエラーが出る場合

以下を確認してください。

  • PHPバージョンが古くないか
  • WordPressの設置ディレクトリが正しいか
  • ファイル権限に問題がないか

まとめ

ブラウザ更新でエラーが出る場合、
サーバーが不安定なのではなく、処理が重すぎる可能性が高いです。

そのような場合は、WP-CLIを使うことで安定して更新できます。

共有サーバー環境でWordPressを安全に運用するなら、
「更新はWP-CLIで行う」ことをおすすめします。

この記事がお役に立ちましたらシェアお願いします
11 views

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です