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呼吸を合わせる。そして最高のステージへ…。

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。

前回はライヴでの音作りについて書きました。
今回はライヴで「呼吸を合わせる」ことについて書きたいと思います。

ライヴではよくグルーヴ感と言いますが、具体的にどういうことでしょうか?
メンバーのノリも良く、息もピッタリで生まれる一体感、これがグルーヴです。
ライヴではこれがあるととても気持ちいいです。

そしてこのグルーヴ、毎回出すって結構難しくないですか?
メンバーのメンタルやコンディションなどにより、出たり出なかったりしますよね。
でも、なるべく毎回出したいですよね?

そんな風に思ったらどうすればいいか?それは「呼吸を合わせる」ことです。
先ほども出てきましたが、息がピッタリということですね。

そして、具体的にどうすれば良いかと言いますと、まさに読んで字の如く、呼吸を合わせます。

メンバーの呼吸を感じましょう。
そしてまさにこの呼吸を合わせます。

方法は様々ですが、いくつか例を挙げてみます。
・お互いに近付いて呼吸を感じる
・メンバー全員で深呼吸する
・片方の手でメンバーの手首を持ち、円になりそれぞれの鼓動を感じる
という感じでしょうか。
ちなみに、呼吸を感じるといっても、吐息を感じるほどの至近距離まで近付く必要はありません。

そして基準とするのはなるべくリーダーにしましょう。
私の場合は私が作詞作曲をしていたので、曲への想いもメンバーの中で一番強いです。
そのため、私に呼吸を合わせてもらいます。

呼吸が合っていれば、ブレイク開け等のタイミングがバッチリ合います。
そこまで呼吸が合っていれば、ステージ上は言葉で表せないくらいの最高の空間が出来上がります。
そしてそれは、客席へと広がっていき、観客をも巻き込んで物凄いグルーヴが生まれます。

私が一番良かったと思っているライヴは、スリーピースのバンドのときでした。
ギターボーカル(私)、ベース、ドラムの3人でしたが、5人や6人のバンドにも負けない、むしろ勝るほどの迫力だったとのお声も頂きました。

また、別の機会で初対面のメンバー3人とイベントで演奏することがありました。
構成はボーカル、ギター(私)、ベース、ドラムの4人で、ギターとベースから始まる曲でした。
そのときも演奏する直前、ベースの方と向かい合いお互いの呼吸を感じました。
すると、カウントを必要とせず、同じタイミングで弾き始めることが出来ました。

より良いライヴをしたい!と思っている現役の方々!
一度試してみてはいかがでしょうか。
最高のグルーヴを感じてみてください。

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